肛門外科とは
肛門の病気の主な症状として、出血、痛み、肛門の痒み、脱肛、腫れ、などがあります。主なものは、痔核(イボ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(肛門周囲膿瘍)です。イボ痔や切れ痔の出血の多くは鮮血(鮮やかな赤)であることが多く、黒みがかった赤や便に混ざった血は、大腸がんなど痔核以外の病気の可能性があります。
肛門の病気は問診、指診、肛門鏡検査などで行います。
最近では、3人に1人の割合で痔に罹患しているとも言われ、決して珍しい病気ではありませんが、痔の症状には直腸がんや肛門がんなど、重篤な病気が隠れていることもあります。
以下の症状に心当たりがあれば、一度ご受診ください
- 肛門から出血がみられる
- 肛門の周囲に痛みやかゆみを感じる
- 肛門から何かが飛び出している
- 肛門の周辺が腫れている
- 肛門から膿が出ている
- 肛門付近より便とは異なる異臭がする
- 排便の際に違和感がある など